揖斐川町にて外壁塗装の現場調査、見積もり依頼。
2022/01/31
揖斐川町のW様邸。外壁塗装について御相談頂き、現地調査に行きました。
比較的、雪が積もる場所で気温も低い影響なのか、外壁のサイディングの凍害がみられました。水切り板金の上部 など、サイディングの裏から水を吸って、凍る為に膨張して外壁がめくれたり表面が剥がれたりしていました。
めくれた部分を、これ以上広がらないように処理して下地補修をしっかり行う必要があります。また、サイディングの小口(厚み部分)などの見えない部分で水を吸いそうな箇所も、しっかりと塗装をして対策していくことも大事だと思いました。
また、凍害爆裂は、お風呂の窓周辺にもよく見られます。結露の水分が凍ったりする事が原因だと考えられます。
構造の問題なので、結露をとめたり原因を解決する事は難しい場合が多いです。しかし、何も対処しないで塗装するより、塗り替え後に再発しにくい処理や傷んだ部分の補修をしっかりしていく様に考えております。
外壁塗装とは、それなりに技術のある職人が同じ材料で塗装すれば仕上がりの見た目に差は出ません。しかし、表面に出ない下地処理や下塗り、洗浄の段階で手間をかけて丁寧に施工するかが、長く建物を守る上で大切だと考えております。
どんなに高くて高耐久な塗料で仕上げても下塗りを含めて、前行程がいい加減だといみがありません。もったいないです。高耐久な材料で検討中なら、なおさら技術があり丁寧な作業ができる業者選びが大切だと考えます。
今回のW様邸でも、表面の塗装グレードだけでなく、しっかりとした下地処理の大切さを含めた御提案と説明をさせて頂きます。