岐阜県の大垣市や揖斐郡内での塗装工事。
2021/10/27
木部塗装の材料選びの重要性。
岐阜県の大垣市や揖斐郡を中心に塗装工事をしています。
今回は、最近おおくご依頼いただいている木部塗装についてです。
木部塗装は、材料選びが重要だと考えます。内部の場合は、一般的なステインでの着色からクリアー仕上げ。またオスモやリボスのような自然塗料系もあります。おすすめは、オスモやリボスのような自然塗料系で木目をいかした塗装仕上げです。外部が特に気をつけないといけません。破風や玄関柱など、住まいには多く木部があります。お客様が自分でホームセンターなどで買った材料で塗装してある場合も多いです。しかし、材料の選定ミスにより塗膜がめくれている場合が多いです。玄関柱にクリアーが塗ってあり、白くボケていたり剥がれているケースもあります。
外の木部は、当然雨に濡れます。よって膜がはる塗料は不向きだと考えます。下地の木に水が吸って、蒸発するときに膜にダメージを与えるからです。大事なのは、透湿性が高い材料、つまり湿気を通しやすい材料である事だと思います。外部の場合は、塗膜をつくらない、木に吸い込ませるような材料をおすすめします。
よく使われるのは、キシラデコールやガードラックなどです。どちらも溶剤タイプ、水性タイプもあります。また、最近では半造膜タイプといって、完全に浸透型ではなく、湿気を通す性質な薄い膜をつくるタイプもあります。
また、キシラデコールのように、防腐、防虫の効果もある材料もあります。
一度間違えて木部に不向きなペンキ(塗料)で塗ってしまうと、ケレンや剥離が大変です。木部塗装は、それぞれの用途や仕上がりイメージ。それらもふまえて材料選びが重要だと考えます。